国連はウクライナの最前線近くで危険な生活を送っている人々に支援物資を届けているが、最前線を超えた地域には到達できていない

一方、治安と人道状況はドネツカ州で悪化の一途をたどった。ウクライナ当局は、7月27日、政府が支配する州で民間人5人が殺害され、さらに8人が負傷したと報告した。さらに多くのミサイル攻撃が報告され、先週末に前線の両側で合計90人以上の民間人の死傷者が報告され、8月2日だけでさらに30人が報告された。Avdiivka、Bakhmut、Marinkaなどの政府支配の町は、報告された攻撃、民間人の死傷者、家屋を含む民間インフラの損傷に関して最も深刻な影響を受けた町の1つでした。非政府支配地域では、同じ期間に同数の家屋が被害を受け、2つの医療施設と1つの教育施設が被害を受けたと伝えられている。

7月29日、クラスター爆弾の爆発により、公共交通機関の停留所で民間人7人が死亡、19人が負傷したと報じられた。7月31日の攻撃では、数十発のロケット弾が市に衝突し、複数の死傷者を出したと伝えられている。大規模な攻撃は今週も続き、8月1日と2日に複数の民間人の死傷者が報告され、医療施設や医薬品を保管する倉庫など、多数の家屋、アパート、その他の建物が損傷した。人道支援従事者は、ムィコラーイウとその周辺地域では医療へのアクセスが非常に限られており、慢性疾患や重篤な疾患に対する専門的なサービスはもちろんのこと、基本的な注意を払うのに苦労していると伝えています。