根本かおるさんのツイート、5月14日午前8時50分。
国連親善大使オードリーヘップバーンさんのコメントでした。
女優としてのキャリアを活かした晩年の活動にこそ、自分の本当の【使命】はあった。
Audrey Hepburn
ユニセフのことはずっと前から知っていて
心から信頼しています
私は他のたくさんの子供たちと同じように
第二次世界大戦下のオランダを生き延びました
子供たちの栄養状態が悪い状況が何年も続いていました
ユニセフは戦後すぐに支援に来てくれました
あらゆる緊急事態に対応する今のように
食料、衣類、薬、毛布などを届けてくれました
ユニセフは世界のどこであろうと
もっとも必要としている子供たちに
支援を届けるすばらしい力を持っています
私にできることはわずかでも
ユニセフの活動に貢献することはできます
心が満たされて
人生の最後を飾るプレゼントをもらったみたいです
女優としてのキャリアが私に与えてくれたもの
それはこの”声”です
人々が私に寄せてくださる関心を子供たちのために使えることです
こんなすてきなことがあるでしょうか?
オードリー・ヘップバーンとユニセフの絆
オードリー・ヘップバーンとユニセフの絆 (unicef.or.jp)
ヘップバーンが愛読していた詩が紹介されていました。
ときの試練で磨かれる美
魅力的な唇になるために、やさしい言葉を話しなさい。
愛らしい目を持つために、人のよいところを探しなさい。
おなかをすかせた人に食べ物を分けてあげれば、身体はほっそりするよ。
1日1回子どもが指で梳いてくれれば、髪はつややかになる。
決してひとりで歩いてはいないことを知っていれば、弾んだ足取りで歩けるはず。
おまえの未来のために伝統を残しておこう。
愛情をこめた人のやさしい慈しみは、けっして失われることがない。
物は壊れたらおしまいだけど、人は転んでも立ち上がり、
失敗してもやり直し、生まれ変わり、
前を向いて何回でも何回でも何回でもあらたに始めることができる。
どんな人も拒絶してはいけないよ。
助けがほしいとき、必ず誰かが手を差し伸べてくれることを覚えておきなさい。
大きくなればきっと自分にもふたつの手があることを発見するだろう。
——ひとつの手は自分を支えるため。もうひとつの手は誰かを助けるため——
おまえの「すばらしき日々」はこれから始まる。
どうかたくさんのすばらしき日々を味わえるように
僕はふたつの手の使い方を知りませんでした
- ひとつの手は自分を支えるため
- もう一つの手は誰かを助けるため
「今だけ、金だけ、自分だけ」
二つの手を僕も持っているのに、うまく使えていないのです。
ユニセフは手を出して待っている人たちに施し物を配り福祉を実施するのではなく、発展を手助けすることが仕事です。
必要なのは、人の破壊衝動という病――私たちが大切にしているもの、生命を維持するためのものすべて、呼吸する空気、生命を維持している地球、そして何より大切な子どもたちまでをも破壊してしまおうとする衝動――を癒すことです。
平和の樹立こそが、すべての解決策です。
人は破壊衝動を持っている。
気づきませんでした。
人がそもそも持っている気持ち。
その気持ちを癒さないと破滅にしか進まないとオードリーさんは言っています。
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