夢をかなえるゾウは累計420万部突破の自己啓発小説です。
夢をなくして下を向いて生きていたサラリーマンの前にインドの神様ガネーシャが現れます。ガネーシャは、ダメサラリーマンに毎日課題をだして、それを実行することで大きな成功をつかめると約束します。
ガネーシャが出す、地味な課題を毎日実行する中で、サラリーマンは夢を見つけて、その実現に向けて行動していくお話。
この小説の最後はガネーシャからの課題ではなく、サラリーマンとガネーシャの別れのシーン。
ガネーシャがサラリーマンにかけた言葉は「無理すんなや。世界を楽しんでや。心ゆくまで。」でした。
ガネーシャ別れの言葉 【世界を楽しんでや。心ゆくまで。】
ガネーシャ別れの言葉
成功だけが人生やないし、理想の自分をあきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやからな。世界を楽しんでや。心ゆくまで。
320ページ
消えていくガネーシャがサラリーマンに語ります。
ガネーシャはサラリーマンにあきらめかけていた本当にやりたかったことを気づかせて、行動することが自分を変える力になることを教えました。
ただ、本当にやりたいことを実行できるのは、サラリーマン自身でガネーシャが手伝うことがなくなったため、姿を消していきます。
無理しなくていい、世界を楽しんで
と言い残して、ガネーシャは消えてしまいました。
ガネーシャがサラリーマンの前に現れた理由【泣いて神様にお願いした後、屁を2回こいたから】
ガネーシャはなぜサラリーマンの前に現れたのか?
ガネーシャはたくさんの偉人の前に現れて、世紀の大発見を目の当たりにしてきたけど、ごく普通の人間にも寄り添ってみたかったからという意味で「神様にお願いしておいて、おならをするサラリーマンに寄り添ってみたくなったといいます。
これって、とんでもない偉人だけが幸せになれるわけじゃなく、ごく普通の誰にでも幸せになるチャンスがあるよって教えたかったんだと思います。
どんな人の前にも、いつでも、ガネーシャが現れる可能性があるように思えます。
ガネーシャの別れの言葉を聞いて僕の体に起こったこと
馬鹿みたいにガネーシャの課題を毎日やると、こんなんでええのかとたくさん迷いました。なんの意味もないことやってるなと思います。
でも、さすがにここまでつづけると、ガネーシャがいう言葉は僕自身に語り掛けられているように聞こえます。
毎日、あれをしろ、これをしろと課題があり、それに向き合い考えて行動しました。
そのあとに「無理しなくていいよ」と優しくされるとウルウルしてしまいました。
自分を変えたい、変わりたい、本当にやりたいことを見つけたい、頑張れ頑張れに力が入ってしまいます。
無理しなくていいよ
何かを変えたいとかは、すごい熱量を持っている時にしか思わないこと。
当然にいつもより無理をして体に力が入ります。
無理していることを、ことさら指摘されてうれしくなりました。
無理しなくていいよ
一番最後の言葉が無理しなくていいよは染み込んできました。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、一度ガネーシャの課題を取り組んでみてください。
無理しなくていいよ
かなりしみてくると思います。
あ~無理しなくていいんだな
成長したい、変わりたいってもっとリラックスしてすすむことなんだろうなと思いました。
ガネーシャ別れの言葉 まとめ
明日はきっといい日になる。
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