国連憲章です
われわれ連合国の人民は
われらの一生のうちに
二度にまで言語に絶する悲哀を
人類に与えた戦争の惨害から
将来の世代を救い、
基本的人権と人間の尊厳及び
価値と男女及び
大小各国の同権とに関する信念を
あらためて確認し、
正義と条約その他の国際法の源泉から生ずる
義務の尊重とを維持することができる条件を確立し、
一層大きな自由の中で
社会的進歩と生活水準の向上とを促進すること
並びに、このために、
寛容を実行し、且つ、
善良な隣人として互に平和に生活し、
国際の平和及び安全を
維持するためにわれらの力を合わせ、
共同の利益の場所を除く外は
武力を用いないことを
原則の受諾と方法の設定によって確保し、
すべての人民の経済的及び社会的発達を
促進するために国際機構を用いることを決意して、
これらの目的を達成するために、
われらの努力を結集することに決定した。
よって、われらの各自の政府は、
サン・フランシスコ市に会合し、
全権委任状を示しそれが、
良好妥当であると認められた代表者を通じて、
この国際連合憲章に同意したので、
ここに国際連合という国際機関を設ける。
国連広報センターのツイート
午前9時00分4月25日。
多国間主義=マルチラテラリズム
国際貿易において、2国間の問題でも他国へ不利益をもたらさないように、世界全体の枠組みの中で調整されるべきだとという考え方。
多国間主義
多国間主義と平和外交の国際デー |国際連合 (un.org)
国連のHPからです。
国連憲章と、平和的手段を通じて国家間の紛争を解決するという国連憲章の原則を再確認するものです。また、国家間の紛争の平和的解決を達成するために多国間の意思決定と外交が活用されていることを認める。
国家間の紛争は平和的手段を通じて解決する。
国家間の紛争を解決するために多国間の意志決定と外交が活用される。
国連憲章はこの考えのもとになります。
国連事務総長の声明です
国連加盟国は、国連憲章を批准または受諾することにより、多国間主義と平和のための外交の価値にコミットしてきました。
しかし、今年の国際多国間主義と平和外交の日を記念して、この約束は破られつつあります。多国間協力の中核をなす原則は、国連創設以来、最大の緊張にさらされています。
気候危機から紛争の増殖まで – ウクライナで進行中の戦争を含む。大量破壊兵器の統治健康上の緊急事態;グローバルな難民保護体制 – 多国間システムと外交の価値はあらゆる方向から脅威にさらされています。
私たちは、この危機の瞬間を多国間主義の瞬間に変える必要があります。
我々の共通アジェンダに関する私の報告書の勧告は、グローバルな協力の基盤を保護・強化し、将来にふさわしいネットワーク化された包摂的な多国間主義を創り出すことを目的としている。
国際多国間主義と平和のための外交の日に、私はすべての政府と指導者に対し、平和のための唯一の持続可能な道である対話とグローバルな解決策へのコミットメントを新たにするよう呼びかけます。
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国連憲章を批准または受諾することにより、国連加盟国は、多国間主義と平和のための外交の価値を尊重することを約束しました。
しかし、多国間主義と平和のための外交の国際デーを祝うとき、そのコミットメントは守られていません。多国間協力の核心にある原則は、国連の設立以来、かつてないほど試されています。
気候危機から、ウクライナでの戦争、大量破壊兵器のガバナンス、健康上の緊急事態、世界的な難民保護体制を含む紛争の拡散まで、多国間システムと外交の価値はあらゆる側面から脅威にさらされています。
我々は、この危機の時期を多国間主義にとって極めて重要な瞬間にしなければならない。
「我々の共通アジェンダ」に関する私の報告書でなされた勧告は、グローバルな協力の基盤を保護・強化し、包摂的で、ネットワーク化され、未来志向の多国間主義を創り出すことを目的としている。
国際多国間主義と平和のための外交の日を機に、私はすべての政府と指導者に対し、平和への唯一の持続可能な道を代表する対話とグローバルな解決策へのコミットメントを新たにするよう呼びかけます。
今すぐ戦争をやめてください
紛争の解決策は、交渉でないとあかんのです。
話し合いで国家間の紛争は解決されなあかんのです。
中村哲さんはいいました。
暴に対し暴を以て報いるのは我々のやり方ではない。
今すぐ戦争をやめてください。
ウクライナ緊急:避難を強いられる家族に人道支援が急務です | 国連UNHCR協会 (japanforunhcr.org)
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