久能山東照宮に行ってきました。
徳川家康のお墓がありました。
日光東照宮が有名ですが、徳川家康が駿府城でなくなったあと遺体が葬られたのは、久能山でした。
久能山の歴史は古く6世紀後半から7世紀初めに久能寺が立てられます。
武田信玄のころには、久野城として砦が築かれていました。
駿府に城を構えた家康も久能山を神聖な場所として考えていました。
徳川家康の遺言は
「遺体は久能山に葬り、葬儀を増上寺で行い、位牌(いはい)は大樹寺に納め、一周忌が過ぎてから日光山に小さな堂を建てて勧請(かんじょう)せよ。八州の鎮守となろう。」でした。
1159(いちいちごくろうさん)段の石段を登る表参道
久野山東照宮へのアクセス2通りあります。
- 日本平山頂からロープウェイ。
- 久能山下から一の鳥居をくぐり表参道。
日本平山頂には日本平夢テラスがあります。
富士山が見える、駿河湾が見える、360度大パノラマならこちらのルート。
日本平山頂からはロープウエイがでているので、アクサスがいいのはこちらです。
僕は一の鳥居からの表参道ルートで歩いて登りました。
一の門までの表参道石段がキツイ。
さすがはもとお城だったところ。
要塞です。
つづら折りの登りになっていて、石段自体も大きさがそろっていないので十分注意が必要でした。
女性も方がかかとの高い靴で歩いているのをみましたが、僕にはムリだと思えました。
登りは確かにきついのですが、景色はどんどん良くなっていきます。
気持ちは軽くなっていきますね。
運動不足50代65キロオヤジにとってはかななかきびしい登りになりました。
足がぴくぴくしているのがわかりました。
HPには徒歩約20分と紹介されています、20分はよほどの健脚でないと難しいと思います。
久能山から見る駿河湾がすごい
一の門から見る駿河湾の景色がほんときれいです。
これからさらに登っていくのですが、山の中に入るので、海が見れる景色としては一の門からが最高でしょう。
日本海ではなくて太平洋って感じがします。
ここまで登ってきて、もうすでにかなり息が上がっていました。
一の門と言ってもここまで登れば、もうすぐ東照宮と思っていました。
が、ここからもう少し石段を上ります。
ちょっとショックです。
眺めはとにかくよかった。
天気がよかったこともあり、ほんと海が青くて、空が青くて、きれいな駿河湾でした。
太陽が海を光らせて、それでも波が穏やかなのでキラキラ光るのでのではなく鏡のようでした。
楼門
一の門を入ると左側にロープウエイ久能山駅が見えます。
ロープウエイだとあの坂を楽できるのか~とうらやましくもなりました。
ここで拝観のための、拝観料を払う窓口があります。
小人(中学生まで) 200円
クレジット払いができます。非接触対策がこんなところにも行き届いています。
拝観料を払うと急坂の石段がまた見えてきます。
げげ、また登りか~。
しかし、その先に楼門が見えているので、何とか頑張れる距離です。
楼門に書かれた「東照大権現」の文字。
ありがたや~
日光東照宮にいったことはないのですが、日光よりも先に建てられた東照宮。
東照宮の本家。
御利益、パワーがこぼれているような気がしました。
唐門・御社殿
重要文化財。
直接この唐門を見る石段は登ることができなくなっています。
神楽殿のほうへ迂回して、国宝御社殿の前に入ります。
このあたりに、なると国宝・重要文化財のオンパレードのため、疲れは気にならなくなります。
建物のパワーに圧倒される感じです。
神廟(家康公のお墓)
御社殿からさらに石段を数段登って神廟に到着します。
日光東照宮にも家康公の神廟があり、歴代将軍のお墓が並んでいたのを見たことがあります。
そしてここにも、家康公のお墓がありました。
太鼓のドドンという音が聞こえてきそうな迫力があります。
静かで、空気がピンとしている感じがしました。
金の成る木
神廟の右手側に金の成る木があります。楠の大樹があり、金の成る木に逸話が書かれた表札がたっています。
金の成る木に思い切りお願いしておきました。
久能海岸が気持ちいい
これで久能山東照宮はすべて参拝できました。
ここまでで、足が完全にがくがくになってしまいました。
ちゃんと歩いて降りれるかが心配な状態。
クダリの方が足がくがくになるのは仕方ないが何とかかんとか降りてこれました。一の鳥居まで戻ってきたところで、1時間くらいでした。
そのまま久能海岸まで降りてみました。
天気も良く、波の音がすごく心地よかったです。
静岡はいろんなところから富士山が見える
静岡を回っていると、いろんな場所から富士山が見てました。
ツインメッセの前にイトーヨーカドーがあり、その屋上に上がると富士山がよく見れます。
静鉄静岡駅周辺を移動していた時も、富士山が現れます。
富士山は見るだけで、すごいパワーをもらうことができます。
ただ、富士山はいつも曇っているイメージなかなかスッキリ山のシルエットをみることができません。
見る位置が変わると富士山のイメージも変わってきます。
富士見橋から見た富士山は今まで見たことがない富士山を見ることができました。
この時期の富士山なら、もう雪を被っていて美しさ満点です。
寒くなった今頃は、空気も澄んでいて山の輪郭がはっきりしたように見えました。
久能山東照宮 まとめ
明日はきっといい日になる。
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