【映画感想】ちょっと今から仕事やめてくる 死にたくなる仕事ならやめた方がいい、生きてりゃなんとかなる

映画

U-NEXTに加入しています。

気分が落ち込んでいたので、元気になるスカッとした映画をみたくなりました。

口コミに「最後のシーンがスカッとした」というのがあったので、この映画を見ました。

映画がスタートします。

主人公は就活に失敗して、何とか採用されたのがブッラク企業。

残業150時間が3か月続いていて、身も心もボロボロにになり残業終わりのある夜、地下鉄に飛びこもうとするシーンから始まります。

あちゃー全くスカッとしない。苦し~。

しかし、最後まで見て思いました。

幸せの形はいろいろで、希望があればなんとかなる。

もし希望がなくなれば、またみつければいい。

生きてる限り、新しい希望を見つけることができる。

映画は4分の3ほど悲しくつらいシーンが多かったけど、ラスト30分で大逆転でした。

ちょっと今から仕事やめてくる あらすじ

青山隆(工藤阿須加)は就活に失敗し採用された会社はブラック企業。ひたすらノルマ達成を命じられる営業マン。
ノルマを達成できた社員はみんなの前で表彰され、さらに高いノルマを課される無限地獄。ノルマを達成できない青山は、会社のゴミ、足を引っ張る不良社員と罵倒され、人格を否定される。
身も心もボロボロになって、夜の地下鉄のホームを歩いていると、ふらふらと電車に飛び込みそうになる。
衝突寸前のところを、突然現れた男に助らる。
男は、小学校の同級生でヤマモトだと名乗り、こんな偶然はないと飲みに誘う。
ヤマモトと連絡先を交わし、話をするうちに気分が晴れて初めて大きな契約が取れそうになったころ、ヤマモトが小学校の同級生でないことがわかる。
ヤマモトにについてネットで調べると、3年前に自殺したという記事を見つける。
ヤマモトは幽霊なのか?

部長のパワハラのシーンに胸がいたくなる

部長は数字のあげれない青山を徹底的にいじめ倒します。

大きな声で恫喝、社員の前で人格否定。

ほかの社員は明日は我が身と誰も助けてくれない。

映画を見ているだけなのに、主人公青山と同じように僕も追い詰められている感覚になりました。

お前はダメだ、クズ社員だとののしられ続けると、怒りではなく自己否定に陥っていく主人公がリアルでした。

見ている僕も苦しく、痛くなりました。

俺はダメだ、俺はダメだ、眠れない、もう死んで消えてしまいたい。

追い詰められていく主人公に感情移入します。

生きてりゃ、結構なんとかなる

仕事に疲れ果て、職場で追い込まれた青山が久しぶりに実家に帰りお父さん、お母さんと話すシーン。

リストラされて再就職も決まらず母の実家に帰った父を青山は軽蔑して、馬鹿にしていた。

しかし、疲れて帰ってきた息子を優しく迎えてくれる父、母。

お父さんはいいます。

若いうちは失敗してもまたやり直せる。

生きてりゃ、結構なんとかなるもんだ。

この言葉で青山は仕事をやめることを決めます。

青山は仕事のために死んでしまうことはない、自分の人生は自分と自分を愛してくれる人のために生きるべきだと考えます。

仕事を頑張れば頑張るほど追い込まれていく状況はよくある光景。

僕もお父さんの言葉で気持ちが楽になりました。

ちょと今から仕事やめてくる まとめ

青山はやりたいことをやるために仕事をやめます。

仕事をやめてきた青山は、吹っ切れて大声を出して持っていたカバンをブンブン振り回して歩道を走りました。本当の自分を見つけるために、会社をやめます。

どこかに必ず希望はある。

希望がなければ、探せばいい

見つからなければ、作ればいい。

もしその希望さえ失ってしまったら、また最初からやり直せばいい。

会社を辞めても人生が終わるわけじゃない。
生きてりゃ、結構なんとかなる。

明日はきっといい日になる。


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