【読後感想】「ありがとう」といって死のう 僕はまだまだありがとうとは言えません

後悔しない生き方
「ありがとう」といって死のうを読みました。
僕は、まだまだありがとうといって死ぬことはできないです。

「ありがとう」といって死のう あらすじ

著者 高木慶子さん。

カトリックの信仰を持ち、22歳で修道生活に入られる。

ターミナルケア(終末期緩和医療)に30年以上続けてこられています。

修道女である高木さん、余命いくばくもない患者さんの心と魂の話相手となる活動をされています。

その中で、患者さんに対して「今生きている人達に対して、死を目の前にされているあなたから何か言葉を残してもらえませんか」とお願いされます。

死を受け入れられず、悲しんでばかりいる患者さんに寄り添い、心が通じ合うまでお話を続け、信用を得た中で得られる、患者さんからの言葉が書かれています。

高木さんは自身を「寄り添い人」であると言われます。

生涯、終末期の患者さんに寄り添い、ターミナルケアのお手伝いをしていきたいと言われます。

ターミナルケアとは

ターミナルケアとは、病気で余命がわずかになった方に対して行う、医療・看護的、介護的ケアのことです。
残りの余命を少しでも心穏やかに過ごせるように痛みや不安、ストレスを緩和し、患者様のQOL(クオリティオブライフ=自分らしい生活の質)を保つことを目的としています。
「どんな状態をもってターミナル(終末)期に入ったというのか」という定義は医師の考え方によっても意見が分かれるところでもありますが、一般的には病気の治癒が見込めず積極的な治療が行えなくなった時、または寝たきりで食事がとれなくなった時などが一つの目安とされています。

https://kyotoohara.or.jp/medical/oharazaitaku/blog/5784

「死」とは何か

僕は死ぬのが怖いので、死ぬことが何かを理解したくなりました。

そこで本を読みました。

DEATH 死とは何か イェール大学で23年連続の人気講義
著 イェール大学教授 シェリー・ケーガン
訳 柴田博之

人は、必ず死ぬ。

だからこそ、どう生きるべきか

難しくて、結局途中までしか読めていません。

「死」とは何かは分かりません。

本当に大学の講義を聞いているようで、眠たくて、頭に入ってこないのです。

もうしばらくしてから、再度読むことに挑戦してみます。

「ありがとう」といっては死ねぬ

僕はまだ、ありがとうといっては死ねません。

まだまだ死ぬのが怖いからです。

でも、間違いなく、いつかは死ぬ。

死にたくなくても、死なないといけなくなる。

まだまだ、調べてみて、納得できると「ありがとう」って言えるようになるのかな。

「ありがとう」といって死のう まとめ

高木さんは、医療行為ができるわけではありません。

終末期をむかえた患者さんの心と魂に寄り添おうとされます。

寄り添う姿が、淡々と描かれていました。

励ましたり、勇気づけたり、ではなくて、寄り添う姿の本でした。

明日はきっといい日になる。

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